トヨタ期間工はきつい?仕事をこなす3つのポイント

トヨタ期間工はきつい?仕事をこなす3つのポイント

トヨタ自動車の仕事は、正直いってキツイです。

 

 

また期間工に与えられる仕事は、その中でも特にきつい仕事なので、肉体労働に自信が無い人はちょっと無理?と思いきや、実はそんな事はありません。

 

 

この記事では、数年トヨタ自動車に務めているベテランのシニア期間工の人に直接聞いたアドバイスや私の経験談などをお話してみます。

 

 

 

 

 

 

トヨタの仕事はどんなの?

 

トヨタの工場で行われている仕事は、いろいろとありますが、ハッキリいって単純。

 

 

そして1日中同じことをやってます。

 

 

これは組み立てや機械加工、鋳造(ちゅうぞう)、部品供給など、どの職場でも同じことです。

 

 

単調過ぎて苦痛と感じる人もいます。

 

 

では何がキツイかというと、1つの仕事の制限がキッチリ決まっているということ。

 

 

トヨタ自動車には、【必要な時に 必要なものを 必要な分だけ】という、ジャストインタイムという考えがあります。

 

 

だから必要以上の在庫はストックしていないのです。

 

 

しかしこれがキツいもとでもあります。

 

 

例えばライン作業をしていて、自分の行程が遅れるとします。

 

 

すると極端な話、ライン全体が停まってしまうワケです。

 

 

そうなる前にTL(班長)などがバックアップに入ってくれますが、時間に間に合わないと能力ナシということで、延長などできなくなってしまうんです。

 

 

すると焦ります。

 

 

焦ると必要以上に力が入り、バネ指やケガの原因にもなります。

 

 

だから肉体的、精神的にきついのがトヨタ自動車の仕事の特徴です。

 

 

しかし、その仕事をこなすポイントがあるので、説明しますね。

 

 

 

 

 

 

習うより慣れろ

とにかく数をこなすのが一番仕事が楽になる方法。

 

 

習うより慣れろという考え方です。

 

 

これは私の経験ですが、1日に何百回も同じことをやります。

 

 

それが1週間だと×5ですよね。

 

 

1ヶ月だと×20くらいです。

 

 

だからイヤでも体が動きを覚えます。

 

 

そうすると自然に時間に間に合うようになり、精神的に楽になります。

 

 

あとは肉体的な問題ですが、たいていの人は寝れば治るので、これも慣れですね。

 

 

 

 

 

 

コツを聞いてみる

経験者からカンやコツを聞いてみるのもいいです。

 

 

作業には要領書というのがあって、それに沿って作業しなければなりませんが、細かな部分までは決まっていません。

 

 

そこであなたが担当している行程をやった事がある人から、カンやコツを聞いてみると、パッと目の前が開けたようにスムーズに作業できる事もあるのです。

 

 

同じ寮の期間工仲間の事例ですが、その人も入社して働き始めてすぐに先輩に仕事のカンやコツを聞きまくったそうで、2週間くらいでほぼ完璧にできる様になったそうです。

 

 

やはり体験者の感想は重要ですね。

 

 

 

 

 

 

他の人を観察してみる

同じ組の人の仕事ぶりを観察してみるのもオススメです。

 

 

これは私の感想ですが、たいていの場合、動きにムダが無い人が多い。

 

 

あと瞬発力というか、ここぞという時だけものすごく早く、一通り作業が終わると少しぺースを下げて、また必要な時に素早くなる…

 

 

といったリズムを持っている人が多いです。

 

 

私が担当している組み立てラインも同じで、車がコンベアに乗って自分の目の前に来ると作業開始。

 

 

作業がひととおり終わると、次の車が来るまでの間にちょっとだけ時間ができ、その時に汗を拭いたり、部品を補充するついでに腰を延ばしたりストレッチしています。

 

 

7時間35分、ずっとキツイワケではなく、ちょっとしたスキマ時間があるので、その瞬間を活用してみるとうまく行くと思います。

 


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